健康志向が高まる中、手作りの酵素飲料が注目を集めています。
市販の酵素ドリンクもありますが、自家製のものは添加物がなく、より自然な形で栄養を摂取できるのが魅力です。
ここでは、初心者でも簡単に作れる酵素飲料のレシピを紹介し、その健康効果について詳しく解説します。
自分で作る楽しさを味わいながら、日々の生活に取り入れやすい酵素飲料を学びましょう。
健康維持や美容に役立つ情報も満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
酵素飲料(ドリンク)の役割
酵素飲料には野菜や果物が豊富に入っています。
その野菜や果物には体内酵素の無駄使いを防ぐためのビタミン、ミネラル、ファイトケミカルといった栄養素がたっぷり含まれています。
酵素飲料(ドリンク)が体内に入るとアミノ酸に分解されますが、この分解されたアミノ酸が体内で酵素を作り上げ、代謝アップの働きをします。
体内酵素=消化酵素+代謝酵素
現代社会の問題「生活習慣の乱れ」。
カロリーの高いものばかり食べていると消化酵素の働きがウェイトを占めてしまうため、代謝酵素不足となってしまうのです。
酵素飲料(ドリンク)=体内酵素を増やすための資源になります。
酵素飲料の効果
発酵食品の一種である酵素飲料を飲んでいる人の効果を見ていきましょう。
その前に酵素とは何かをもう一度おさらいしてみましょう。↓
代謝酵素・消化酵素・食物酵素のバランスが良いとものすごい効果を発揮します!
そしてその効果とは・・・
- 消化促進
- 代謝向上
- デトックス効果
- 免疫力の強化
酵素飲料は、このようにさまざまな健康効果が期待できます。
ただし、酵素飲料だけに頼らず、バランスの取れた食事や適度な運動も併せて行うことが重要です。
消化促進
酵素飲料には消化酵素が含まれており、食物の分解し、栄養素の吸収を助ける働きを持っています。
そのため、食後に酵素飲料を摂取することで、消化不良や胃もたれを防ぐことができます。
また、酵素が豊富な飲料は腸内環境を整える効果もあり、便秘の解消や腸内フローラのバランスを保つのにも役立ちます。
これにより、体全体の消化機能が向上し、栄養素の吸収効率が高まります。
消化がスムーズになると、胃腸の負担が軽減されます。
特に酵素飲料には、脂肪やたんぱく質の消化を助ける酵素が含まれているため、食後の不快感を軽減する効果があります。
代謝向上
酵素飲料は代謝を向上させる効果が期待できます。
酵素は体内で食物の消化や栄養素の吸収を助け、エネルギーの生成を促進します。
これにより、基礎代謝が向上し、体は効率的にカロリーを消費し、脂肪の燃焼が促進されます。
酵素飲料には、こうした代謝をサポートする酵素が豊富に含まれており、基礎代謝を向上させることでダイエット効果を高めます。
特に、運動と組み合わせることで、運動中の脂肪燃焼がさらに活発になり、より効率的な減量が可能になります。
また、代謝が上がることで、日常生活でのエネルギー消費も増加し、リバウンドを防ぎやすくなります。
酵素飲料を摂取することで、体内の酵素レベルを高め、基礎代謝を向上させることができます。
これにより、カロリーの燃焼効率が上がり、ダイエット効果が期待できます。
デトックス効果
酵素飲料はデトックス効果が期待できるため、体内の老廃物や毒素を排出するのに役立ちます。
酵素は消化や代謝を助けるだけでなく、肝臓や腎臓などの解毒器官の働きをサポートします。
これにより、体内に蓄積した有害物質を効率よく排出し、体内のクリーンアップを促進します。
特に、酵素飲料に含まれる植物由来の成分や食物繊維は、腸内環境を整え、便通を改善する効果があります。
さらに、酵素飲料は「美肌」効果もあります。
体内の毒素が排出されることで、肌のトーンが明るくなり、ハリやツヤが増すのです。
酵素飲料を日常的に取り入れることで、体内のデトックスが促進され、健康的なダイエットや美肌効果が得られるでしょう。
免疫力の強化
免疫力を強化するためには、日常の生活習慣や食事が重要です。特に「酵素飲料」は注目されています。
酵素飲料には、消化を助けるだけでなく、免疫細胞の活性化を促す成分が豊富に含まれています。
例えば、パパイヤやアロエベラなどの天然素材から抽出された酵素は、腸内環境を整え、免疫力を高める効果があります。
また、ビタミンCや亜鉛といった栄養素も重要です。
これらは体内の抗酸化作用を高め、病原菌から体を守る役割を果たします。
適度な運動や十分な睡眠も、免疫力を高めるために欠かせません。
特に、ストレスを軽減することが健康維持には不可欠です。
酵素飲料を日常的に取り入れることで、これらの栄養素を効率よく摂取することができます。
手作り酵素飲料の材料と準備
酵素飲料を作ろうとしている人にとって、材料の選び方は非常に大切になってきます。
まずはどのような材料を用意してよいかをここでは解説していきます。
- 必要な材料(果物、野菜、砂糖、水など)の紹介
- 使用する材料の選び方や品質のポイント
必要な材料(果物、野菜、砂糖、水など)の紹介
手作り酵素飲料の基本材料は、新鮮な果物や野菜、砂糖、そして水です。
果物や野菜は季節のものを選ぶと良いでしょう。
特に、発酵に適したりんご、バナナ、パイナップル、人参などが人気です。
砂糖は発酵を促進するために必須で、白砂糖やきび砂糖がよく使われますが、精製度の低いものを選ぶと栄養価が高まります。
水は不純物の少ないミネラルウォーターが最適で、材料全体を清潔に保つことが成功の鍵です。
使用する材料の選び方や品質のポイント
手作り酵素飲料の品質を左右するのは、使用する材料の選び方です。
果物や野菜は、できるだけ無農薬で新鮮なものを選びましょう。
熟しすぎず、傷んでいないものが理想です。
特に皮ごと使う場合は、農薬残留のリスクを避けるために有機栽培のものが望ましいです。
また、砂糖は精製度の低いものを選ぶと、ミネラルやビタミンも取り込めます。
水は不純物の少ない軟水が適しております。
全ての材料を清潔に保つことが、発酵の成功と飲料の品質を高める重要なポイントです。
この酵素飲料(ドリンク)の作り方
酵素飲料(ドリンク)の材料選びについては理解できたと思います。
では、手作りは出来るの?という人もいるかと思います。
そのような人のために実際にどのように作るかをここではご説明させていただきます。
- STEP1:材料を用意
- STEP2:発酵
- STEP3:冷蔵庫で保存
STEP1:材料を用意します
材料は国産の旬のもの、そして無農薬もしくは減農薬のものを皮ごと使います。
実は皮に良い成分が含まれているので、リンゴなどの様に薄い皮はむかずに使います。
だから、ノーワックスのものをつかいましょう。ねぎやにんにくの様にニオイの強いものは不向きです。
酵素ドリンクの作り方:第1段階
材料は
・果物、野菜(5㎜程度のいちょう切り、もしくはざく切り): 砂糖=1:1.1(若干多め)
・砂糖は白砂糖が発酵しやすいので、おすすめです。
・野菜、果物1㎏で1,000ml程度のエキスができます。
酵素ドリンクの作り方、STEP2:発酵
これが一番のポイントになります。20-25℃が適温なので、春―初秋がベストです。
冬は気温が低めなので、20日ほどかかります。
あらかじめ熱湯消毒した保存用の瓶に入れて、刻んだ野菜、果物類を1/4ほど入れて、白砂糖も1/4入れ、よく混ぜます。(手で混ぜる場合はしっかり洗って下さい)
最後は砂糖を果物、野菜を覆うようにして入れて、ふたを少し開けて発酵させます。
毎日1-2回かき混ぜます。すると10日ほどで細かい泡が出てきて、甘酸っぱい酵素のニオイがしたら完成。
作り方はここで終了です。
酵素ドリンクの作り方、STEP3:保存は冷蔵庫に
出来あがりは高温多湿、また直射日光を避けて保存しましょう。
1-2ケ月は大丈夫です。長期保存するときには空き瓶に入れて冷蔵保存します。
実はこの作り方、パンの酵母の作り方と一緒だなと感じました。
私はパン酵母(ドライフルーツ、ヨーグルトなどから)をよく作るので、そんなに大変とは思わないのですが、その様子を見ている周りの人は面倒くさそうと言われます。
酵素は酵母と同様に生き物なので、条件が悪いとご機嫌斜めになることがあります。
はっきりいって慣れないと手作りは大変だと感じるかもしれません。
でも、中には手軽に手作りの酵素ドリンクを家で作りたい人もいると思います。
そんな人におすすめするのが、低速ジューサーです。野菜の酵素を壊さない本格的なドリンクが家でも作ることができます。
⇒購入時には無農薬やこだわりの野菜フルーツセットが一緒に届くので、その日にジュースをお楽しみいただくことが出来ます。
初心者におすすめの手作り酵素飲料レシピ
自宅で簡単に作れる「手作り酵素飲料」のレシピをご紹介します。
フルーツで作る酵素ジュース | バナナやリンゴ、キウイなどのフルーツを用意 フルーツを小さくカットし、砂糖と一緒に密閉容器に入れます。 常温で1週間ほど発酵させると、酵素が豊富なジュースが完成します。 |
梅を使った酵素ジュース | 新鮮な「梅」を用意し、しっかりと洗って乾かします。 次に、梅と同量の砂糖を用意し、清潔な瓶に交互に層を作るように詰めていきます。 瓶の口をしっかりと閉じ、涼しい場所で保存します。 毎日瓶を軽く振って、砂糖が完全に溶けるまで続けます。 約1か月後には、梅のエキスがたっぷりと含まれた「手作り酵素ジュース」が完成します。 このジュースは、水や炭酸水で割って飲むのがおすすめです。 |
しょうが酵素ジュースで腸活 | しょうがには強力な抗酸化作用があり、消化を助ける酵素も豊富に含まれています。 このジュースを毎日飲むことで、腸内の善玉菌が増え、便通が改善される効果が期待できます。 作り方は簡単で、しょうがを細かく刻み、砂糖と一緒に発酵させるだけです。 発酵期間は約1週間で、完成したジュースは冷蔵庫で保存します。 |
レモン酵素ジュース(砂糖なし) | レモンは「ビタミンC」が豊富なため、美肌効果も期待できます。 作り方は簡単で、レモンをスライスし、密閉容器に入れ、蜂蜜や「メープルシロップ」を加えて発酵させます。 発酵期間は約1週間で、完成したジュースは冷蔵庫で保存し、炭酸水や水で割って飲むと爽やかな味わいが楽しめます。 |
いちごの発酵酵素ジュース | いちごと砂糖を用意し、瓶に詰めて発酵させます。 発酵期間は約1週間で、毎日瓶を振って空気を入れることが大切です。 完成したジュースは、冷蔵庫で保存し、1日1杯飲むのがおすすめです。 いちごの甘さと発酵の酸味が絶妙に調和し、飲みやすい味わいが特徴です。 |
手作り酵素ドリンクのデメリット
手作りは手作りの良さがありますが、その反面デメリットも知っておくことが大切です。
- 失敗がわかりにくい
- 手間がかかる
失敗がわかりにくい
発酵段階で雑菌などが入ると、腐敗してしまい失敗してしまいます。
しかし、発酵と腐敗は似ているため、その区別がつきにくいので、初心者には時には難しいかもしれません。
発酵した酵素ドリンクは身体に良いのですが、腐敗したドリンクはお腹を壊します。
全く正反対のものになります。
見分け方として
発酵:甘酸っぱいにおいがする。
腐敗:悪臭、ツンとしたアンモニア臭がする。
手間がかかる
発酵の進み具合を見ながら、また温度にも気を付けながら毎日かき混ぜなければなりません。
さらに市販の酵素ドリンクと比べて手作りの方が品質が落ちます。
作り方も面倒。でも手作りの酵素ドリンクをという人にはこちらがおすすめ
手作り酵素飲料に関するよくある質問と回答
手作り酵素飲料の魅力・そして作り方について見てきましたが、いざ自分で酵素飲料を作るにあたり、色々な疑問点が出てくるのではないでしょうか。
ここではその一部を紹介します。
- 酵素飲料の保存方法
- 酵素飲料の飲み方と摂取量
- 酵素飲料の効果を最大限に引き出す方法
酵素飲料の保存方法
手作り酵素飲料は冷蔵庫で保存するのが基本です。
冷蔵保存により、発酵が進み過ぎるのを防ぎます。
また、保存容器はガラス瓶が最適です。
プラスチック容器は化学物質が溶け出す可能性があるため避けましょう。
さらに、直射日光を避けることも大切です。
紫外線は酵素の活性を低下させる可能性があります。
最後に、開封後はできるだけ早く消費することが推奨されます。
酵素飲料の風味や栄養価を最大限に楽しむためには、適切な保存方法を守ることが肝心です。
酵素飲料の飲み方と摂取量
酵素飲料の飲み方としては、朝食前の空腹時に摂取するのが理想的です。
これは、体が栄養を吸収しやすい状態にあるためです。
また、手作りの酵素飲料は市販品に比べて添加物が少なく、より自然な成分を摂取できます。
摂取量は一日30mlから50mlが目安ですが、個人の体調や目的に応じて調整が必要です。
特に初めて飲む方は、少量から始めて体の反応を確認することが大切です。
手作り酵素飲料の場合、発酵期間や材料の選び方にも注意が必要です。
発酵期間は通常1週間から2週間程度で、発酵が進むと酸味が増します。
材料には新鮮な野菜や果物を使用し、糖分を加えることで発酵を促進します。
自分に合った飲み方と摂取量を見つけ、健康的な生活を送りましょう。
酵素飲料の効果を最大限に引き出す方法
酵素飲料の効果を最大限に引き出すためには、まず「摂取タイミング」が重要です。
朝食前に飲むことで、体内の酵素活動が活発化し、消化吸収がスムーズに行われます。
また、手作りの酵素飲料を選ぶと、添加物が少なく、より自然な栄養素を取り入れることができます。
さらに、継続的に摂取することも効果を高めるポイントです。
毎日一定量を摂取することで、体内の酵素バランスが整い、健康維持に役立ちます。
最後に、適度な運動やバランスの取れた食事と組み合わせることで、酵素飲料の効果を一層引き出すことができます。
まとめ:手作り酵素飲料の魅力を再確認
手作り酵素飲料は、自然の力を利用して健康をサポートする飲み物です。
市販の酵素飲料とは異なり、自分で作ることで「添加物」や保存料を避けることができます。
例えば、季節の「果物」や野菜を使って酵素を抽出し、栄養価の高い飲料を楽しむことができます。
手作り酵素飲料は、体内の「代謝」を促進し、消化を助ける効果が期待されます。
また、手作りすることで原材料の「品質」をコントロールできるため、安心して摂取できます。
さらに、酵素の働きにより「免疫力」を高める効果も期待できるため、風邪予防や疲労回復にも役立ちます。
手作り酵素飲料は、手軽に始められる健康習慣として、多くの人に支持されています。
と言っても一から手作りするのはちょっと面倒という人には。
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